災害直後から1週間一切の支援が来ない事を想定して家に備蓄しておく。災害時に逃げて生き延びたら、その後身近にあるもので支援や物流が届くまで最低1週間は生活出来るように必要なものをまとめました。
想定される状況として、家屋の倒壊、火災、津波、停電、断水、店舗に食料を始め生活物資が並ばず購入できない、ガソリン不足によるガソリン窃盗またはガソリンスタンドの長蛇の列。
最低限必要な備蓄
- 備蓄水
- 保存食料
- カセットコンロ
- 氷砂糖、食塩
- 備蓄トイレ
- 乾電池
- スマホ充電器
- ゴミ袋
水
水は1人1日3ℓ必要。
4人家族なら水は4箱以上ストックしておく。
7日間の場合1人あたり21ℓストック(2ℓのペットボトルなら11本!1人あたり2箱必要)
3ℓが多いとしても最低限1人1箱は必要。1人2箱ストックがあればお皿を少し洗ったりと生活用水としても使用出来る。4人家族なら常に4箱はストックしておき、生活の中で日々使っていきながら新しい水も購入して回していく。
保存食量
レトルト食品や缶詰をストックする。
災害用保存食は高いので、その他に実用的なものとしてツナ缶、サバ缶、トマト感などの缶詰め、レトルトカレーやカップラーメンなど1週間以上日持ちがしてお湯や冷蔵庫がなくても食べれるものを1週間分は用意しておく。
他には菓子類や氷砂糖など日持ちがして、非日常のストレスに対しあると嬉しいものも賞味期限に注意しながら備蓄しておく。
カセットコンロ
カセットコンロなど、温めるものがあると調理の幅が広がる。
停電やガスが止まってもカセットコンロがあれば、お米を炊いたり温かいものを食べることができる。
炊飯器不要のお米の炊き方は、湯煎可能な耐熱ビニール袋にお米100ccと水120ccをいれる。袋を閉じしばらく水を浸透させる。ビニール袋が破けないよう鍋肌にビニール袋が直接つかないようにキッチンペーパーをまとうか小皿を敷くなどして気をつける。湯を沸かしている鍋の中に投入して15分ほど加熱。さらに火を消し蓋をして15分蒸らす。ビニール袋が破けないように気をつけて取り出せば白米の完成。
氷砂糖、塩
氷砂糖や塩分チャージタブレットは便利
氷砂糖や砂糖、塩などの調味料は日持ちがするので長期保存に最適。氷砂糖も5年ほど持つし安いので、糖分補給に役立つ。塩や醤油なども調理の味付けに必要。
塩分チャージとしては夏によく販売されている塩分タブレットも有効的。
備蓄トイレ
簡易トイレ、または代用品をストックしておく。
食べ物は食べなくてもまだ1日位は我慢できるけど、トイレの我慢は難しいところ。断水するとトイレが流せないし吸水ポンプもしばらく来ません。人は1日約6回トイレに行くので、毎日の家族分の排泄物をどこでして、どのように捨てるか把握しておく必要がある。
断水時は簡易トイレの備蓄があると便利。家族4人で1日6回使用する場合、7日間必要なら168回分、3日分なら72個使用するので約100個備蓄が必要。
簡易トイレの代用品としては、吸水できるよう不要になったオムツ、新聞紙やチラシ、匂いが気になるので消臭猫砂を用意しておくなど。絶対に必要なのが汚物を捨てるための黒いポリ袋。
スマホ充電器
モバイルバッテリーは常にフル充電に戻しておく。
情報源や連絡手段として必要なスマホの充電経路は確保しておきたい。停電がいつ復旧するか分からない間は、数日使えるモバイルバッテリーは充電を常にフルにしておき、それとは別に容量が大きいバッテリーも用意しておく。
ゴミ袋
ゴミ袋やポリ袋は少し多めに備蓄する。
様々な用途で使えるゴミ袋。先述した簡易トイレで使用する黒色ゴミ袋、不要ゴミをまとめるなど通常の指定ゴミ袋や、ちょっとしたものを纏めるポリ袋などの備蓄は必須だよ。炊飯器不要の白米炊飯では前述したように湯煎可能な厚めのポリ袋が必要。ポリ袋やゴミ袋は日常でもよく使って場所もさほど取らないのであるに越した事はない!
もしもの事態は無い方が良いけど、万が一に備えて自宅の備品を確認して家族間で情報を共有しておきましょう。
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